河北選書 「おくのほそ道」を科学する

蟹澤 聰史

 俳人松尾芭蕉が晩年に記した「おくのほそ道」の研究書や、足跡をたどった紀行文は数多いが、本書は、自然科学的な見方を通して芭蕉の足跡をたどってみたらどうなるだろう─と書かれた、遊び心たっぷりの一冊だ。
 東北大学名誉教授の著者は地質学・岩石学・地球化学が専門だが、芭蕉の文章にある語句の意味するものを、歩いた道端にひっそり咲く花や石ころ、星や月の運行、季節の移ろいなどを通して芭蕉の旅を眺めた。「おくのほそ道」で道草を!
◆四六 判
◆214 ページ
2012年06月21日発売
864円(税込)  注文数
◆内容、目次
第一章 芭蕉の哲学・時間
第二章 草加から殺生石・遊行柳まで
第三章 白河の関から末の松山まで
第四章 塩竈・松島から象潟まで
第五章 越後路へ
第六章 芭蕉つれづれ
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