春夏秋冬その季節が季節らしい変化をみせてくれるとほっとします。
何気ない小さな時の流れに心ときめかせながらカレンダーを創作してきました。
2010年の表題は「あいとゆめと」。
虹の中に立つ子の両手に包みこもうとしているのは、愛と夢、夢は願いと祈りです。
初陽に染まる静かな海、一年の平穏であることを祈って。
春一面の花、幼く若々しい生命、愛あふれる中で大きくなってほしい。
晩秋から初夏、青々と広がる田園風景、秋への豊な稔りを願って。
素朴な七夕さんと子供達、いつまでもあってほしい情景のひとつです。
萩、桔梗、尾花、撫子、藤袴、女郎花、葛、今、春も同じですが、七草がそろって見つけることが出来なくなってきました、残って欲しい自然です。
友と遊ぶ子、小さな時は、自然の中で、自由伸びやかな心で友を作り、遊ぶ時間をたくさん持ってほしい願いです。今は夢かもしれなくなりましたが。
長年私の子達「作品」を見守り続けてくださったこと、ありがとうございます。
これからも愛と夢を持って、木と、白石和紙との語らいの時間をゆるりと歩いていきたいと思っております。
阿部笙子