「みち草しないで、早く帰っておいで」。幼い時幾度となく言われたとても懐かしい言葉です。でも言われた数以上にみち草をいたように思います。
「みち草」それは今思い出すと私にとって宝石箱でした。その箱の中には、友との会話、遊び、小さな冒険、四季の草花、虫達、生き者(物)、雲の形や色、いろいろなものが新しい発見でした。驚きや喜び、時には涙を流すこともありました。
家へ帰るまでの短い時間そこにある「みち草」と云う宝石箱。
今の子供達が安心して「みち草」を楽しめる世の中であってほしいとつくづく思う昨今です。
みんなの心の中に小さくともいい、自分だけの宝石箱を持つことができたならどんなに素晴らしいでしょう。
笙子